細菌の感染で炎症する「子宮頸管炎」をジスロマックで治す!

不妊の原因にもなってしまう場合もある「子宮頸管炎」。クラミジアやカンジタなどから炎症してしまうことも多いのですが、やはりうつってしまうのはセックスからくる性感染症です。殺菌作用のある「ジスロマック」が有効的なのでしっかり治しておきましょう。

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性感染症「クラミジア」などでも使われるジスロマックはどんな薬か?

ジスロマックは、15員環マクロライド系抗生物質アジスロマイシン水和物を主成分とする抗真菌薬として、性感染症クラミジアや淋病、リンパ節炎、急性気管支炎、肺炎、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患などの治療薬として投与され、現在ではヒト免疫不全症候群患者や後天性免疫不全症候群患者の非結核性抗酸菌症の予防や治療にも投与されている医薬品です。

妊婦も服用可能なジスロマック

クラミジア感染症は、女性感染者の8割前後が自覚症状がない事で妊婦の感染者も多く、垂直感染を引き起こし新生児が封入体結膜炎や肺炎を発症するリスクが高まります。

その為、妊婦にジスロマックを投与する医療機関もあります。

この抗真菌薬は、感染された細胞のリボゾーム内のタンパク質合成部位のメッセンジャーRNAから必要なアミノ酸をペプチド鎖に転移させる転移RNAの働きを阻害する事で、真菌のタンパク鎖の成長を阻害し真菌の増殖を抑制します。又、真菌のタンパク合成を行っているリボゾーム内の50Sサブユニットと選択的に結合する事で真菌の増殖を抑制する効果を示す為、人間のタンパク質合成を行う40Sや60Sサブユニットには影響が無く、安全性の高いタンパク質合成阻害剤です。

ジスロマックは効果が長時間持続

ジスロマックは、14員環マクロライド系抗生物質エリスロマイシンの基本分子骨格に窒素を付加したプロドラッグであるアジスロマイシン水和物を主成分とするタンパク質合成阻害剤ですが、患部組織で血中濃度の10~100倍の医薬成分濃度が得られる優れた医薬成分の移行性や68時間を超える非常に長い血中半減期、薬物相互作用の発生頻度の少なさなど従来のエリスロマイシンやクラリスロマイシンなどに比べて非常に優れています。

このタンパク質阻害剤は、エリスロマイシンのプロドラッグであるアジスロマイシン水和物を主成分とするだけでは無く、粒子径が数μm程度の球状に乳酸やグリコール酸共重合体に分散させる特殊製剤法マイクロスフェアを導入する事により、上部消化器官での消化吸収を阻害し、長時間にわたり安定した医薬成分の放出を実現しています。

食前食後を避ければ制限なし

その為、クラミジアの治療は1日1回の服用を3日間継続服用で完了しますが、SR(ドライシロップ)は1度の服用で治療を完了する事が出来ます。子供の場合には、体重1kgあたり10mgを1日1回の服用を3日間継続します。
食前食後の服用制限はありませんが、食物摂取により最大血中濃度の上昇率が大きく異なるので、食前食後の2時間は服用を避ける必要があります。

ジスロマックは、マクロライド系抗生物質の中では安全性の高い医薬品ですが、医薬効果の強い医薬品なので用法用量守って服用する必要があります。

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